名水百選 名水をたずねて

最大の水量を誇る
柿田川湧水群

■名水百選

名水百選は、環境庁によって、昭和60年、全国から100ヶ所が選ばれました。 選定の基準は、水質、水量、周辺の環境など状態が良好であること、地域住民によって保全活動があることなどの必須条件のうえ、規模や故事来歴、特異性、知名度などが検討の対象となりました。

名水百選は、47都道府県のすべてから選ばれていて、もっとも多い県が富山県と熊本県です。 北は、北海道・甘露泉水、南は、沖縄県・垣花樋川(カキノハナヒージャー)、標高では、2400mの富山県・立山玉殿(タテヤマタマドノ)がもっとも高くなります。

種類別では、湧水(人為的ではなく、自然の状態で地下水が地表に湧き出たもの)47、地下水(雨や雪が浸透した水、河川や湖が伏流した水の総称)5、河川18、用水2、自噴井(掘り抜き井戸で、地下で水を通しにくい岩盤のさらに下にある水は、常に高い水圧を保っていて、汲み上げなくても自然に水が湧き出します))1です。
また、日本最大の水量を誇るのは、柿田川湧水群です。


■硬度・軟度

おいしい水などでよく言われるミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、カリウムなどを含む鉱物質の総称です。これらは、煮沸しても蒸発しないので、その蒸留残留物でミネラル含有量を測ります。まろやかに感じられるのは、1g中30〜200mgとされます。
硬度は、この主要成分であるカルシウムとマグネシウムの合計で、工業上、1g中100mg以下を軟水、200mg以上を硬水とし、これによると沖縄以外はみな軟水となります。
おしいし水温は、体温や気温の差などによって左右されやすいですが、目安は体温より20〜25℃低い10から5℃となります。