山寺立石寺
山形県
山寺は、正しくは山寺立石寺(ヤマデラリッシャクジ)といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願によって慈覚大師が開いた天台宗のお山です。
慈覚大師は辺境の東北各地に多くの寺院を建立しましたが、立石寺の創建には特に力を入れ、鎌倉時代には東北仏教の中枢をなし、三百余りの寺坊に一千余名の修行者が居住していました。山岳仏教の歴史を物語る日本を代表する霊場です。
また入り口に間もなくの所に立つ碑には、俳人・松尾芭蕉(元禄2年(1689))が詠んだ「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の名句が刻まれています。大仏殿のある奥の院まである石段は八百余段。数十メートルの岩の上に立つ堂塔や、数百年の樹林の間に、貴重な文化と自然が一体となっています。
[ 参考ガイド ]
各地の風景/東北
日本の世界遺産